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『ボクとアナタのレヴァリースコア』:あらすじ

その世界では時折、化け物を目撃したという証言があったり、実際に化け物に襲われたかのような死亡事件が起きていた。
しかし化け物そのものの存在が確認できないため、警察はたわ言や猟奇的犯行もしくは事故として処理し続ける。

その一方、察の目の届かない場所では夜な夜ないわくつきのアンティーク商品を取り扱う闇オークションが開催されており、主人公のミーラは独自の方法を使ってその会場にもぐりこんでいた。
そしてミーラは不可解な事件とそのオークションの繋がりを知る存在でもあった。

事件はある音楽家がかつて管理していたアンティーク品を発端に起きている。
そのアンティーク品そのものやそれにまつわる場所や物を発端として、誰かが何かしら空目をするとそれが想像した内容の通りに再現されてしまうのだ。
一見信憑性の低い事実ではあるものの、その根拠はミーラ自身の出生の秘密に由来していた。
ミーラは自身が生まれてきた意味を模索すべく、オークションに通い、時には怪物退治をしながら、音楽家が最後に作曲したといわれる「レヴァリースコア」のオリジナル譜面を追い求め続ける。

#ボクとアナタのレヴァリースコア

あらすじ

『つくもがたり』:あらすじ

「タカシマモリ」という名前の女性が住む一人暮らしの部屋では、人間が誰もいない間に帽子・置時計・本といった物たちが意志を持ち自由に動き回っていた。
それは付喪神を祀る神社が付近にあり、そのご利益が影響したこと。
そして、マモリがかつて存在した「ツクモ使い」と呼ばれる存在の未商であることが起因しているらしかった。
心を持った物・ツクモたちは、マモリが何気ない日常の中で危ない目に合わないよう飼い猫の手を借りてひっそりと見守りつつ、かつての「ツクモ使い」についての回想をまじえながら「物を大切にすること」について議論し思いを巡らせる。

本人に自覚が無く、世の中でも「ツクモつかい」の存在が忘れ去られているのなら、自分たちの正体は明かさず役目が終わるまでただ昔話をして見守りに励もう、そう語り合うツクモたち。
しかしやがて、知らずのうちに残存していた他の「ツクモ使い」にマモリが目を付けられていたことがわかり、日常の範疇を超えた脅威から守らなくてはならない事態へと発展していく。
平凡で一見戦闘力の無い日用品たちがマモリを守るべく、そして事実を知ってマモリがいたずらに争いに巻き込まれないようひっそりと、知恵をしぼりながら奮闘する日々が始まるのだった。

#つくもがたり

あらすじ

『マシリア放浪記』:あらすじ

主人公のマシリアは、両親や幼い兄弟を引き連れて定住の地を探す放浪者。
マシリアは家族の中では唯一の魔法の使い手であり、その威力は他に類を見ないほどだと評判だった。
しかし、マシリアの魔力が急成長した頃に暴発で家を失ったことを皮切りに、その後も転々と住居を変える度にトラブルで甚大な被害が発生したことで、今では家族全員があらゆる街や国家から「居住禁止対象認定」を受けてしまっている。
ひとたび街を出ればいつ恐ろしい魔物に襲われるともわからない過酷な世界。
それでも、自分が魔法で守りさえすればそれなりに心地よく住み続けられる場所を家族に提供できるだろう、そう信じて安住の地を探し求める旅を続けているのだ。

この世界では安全地帯が少なくそもそも居住可能地帯が狭いため、マシリアと同じように居住地を探す一行は少なくない。
そんな似た境遇の人々と情報交換や護衛といった取引をする中で、騙す者、騙された者との交流も多かった。
正義感の強いマシリアは、一本気かつ過激な行動をまじえて彼女なりのやり方でいざこざをおさめていく。
毎度気まずさで事が終わればそそくさとその場を離れるものの、その行動は確実に人々の心を動かし、絶望にあふれていた危険地帯に少しずつ光が差し始める。

やがてマシリアなりの正義の積み重ねが世界全体のありかたを変えていくことを本人は未だ知らない。

#マシリア放浪記

あらすじ

『飲皆染胃』:あらすじ

食魔(しょくま)と呼ばれ人間たちから恐れられている存在たちの物語。
食魔は、それぞれが「専門食(せんもんしょく)」を持ち、固定された分類の食物のみを摂取することで魔力を維持している。
肉食の蜒魔(えんま)・野菜食の快魔(かいま)・水産物食の滔魔(とうま)といった派閥があり、中でも透明か自色の液体のみを口にすることが許されている皎魔(こうま)は種族の筆頭として座することが習わしとされていた。
皎魔は他の食魔と比べて体が弱く寿命は短いが、死ぬ度に人間の中から代わり身を選出し記憶や人格を引き継がせるため、実質不死身と同様の扱いとなっている。
そしてもう一つ、卑食(ひしょく)と呼ばれる黯魔(あんま)が存在する。
本来食物ではないような無機物等も見境なく食せることを揶揄され他食の仲間らから迫書されるような立場だったのだが、霽月(せいげつ)と呼ばれる少年が皎魔の側近に任命され大満食御殿と呼ばれる神域に属することになってから迫害の習慣は薄れていく。
しかしその実、霽月は当代の止水に「喰え」と言われたものを従順に食する従順かつ奴隷の様な立ち位置になってしまっていた。
もはや同食の仲間内からすらも「卑しい食の者」と陰でささやかれる存在になり下がっていたが、霽月は全く反抗することなく至って忠実に止水の言葉に従い続ける。
ただ胸の内に「止水を喰って良いのは俺だけだ」という暗くくすぶる意志のみを抱きながら。

#飲皆染胃

あらすじ

羯磨催促人(かつまさいそくにん)』:あらすじ

世界中で大災書が同時多発する中、主人公の少女・ジエシアが住む小さな町も洪水による甚大な被書を受けていた。
しかし、ジェシアの住居はその街唯一の多階層ビルの最上階だったため、日常生活への影響や苦労らしいことはほぼ無いと言ってもよかった。
ただ、洪水の数日前に母親が失踪してしまい一人きりで留守を守らなくてはいけないことを除いて。

ある晩、そんなジェシアの元に一人の奇妙な男が訪ねてきて、自らを「羯催促人(カルマプレッサー)」と名乗る。
そして男は、自分が「罪滅ぼしを促すこと」を仕事として請け負っており、ジェシアが一週間以内に大罪を犯す運命にあってそれを見物しに来たのだと告げるのだった。

はじめはただの変質者として受け付けずにいたジェシアだったが、その人知を超えた振る舞いや、男が巨大な裁判官の槌のようなものを召喚し「ジャッジ」と呼ばれる罪滅ぼしの儀式らしきものを執り行う様子を目の当たりにしてから、この男の言葉が真実なのだと確信していく。

本来怖すべき相手なのだろうと思いつつも、インスタントばかりになっていた食事を危惧して手製のシチユーをふるまったり、眠れずにいるところに自身の仕事話をきかせてくれたりと世話を焼く磨催促人の対応にジェシアは段々と親愛の情をいだきはじめていくのだが。
それでも予言されていたジェシアが大罪を犯す日は確実に迫ってきていた。

#羯磨催促人

あらすじ

Mifärbe(ミファルベ)』:あらすじ

イチローは古の森に住まう神のうちの一人だったが、神聖な木々を木材として無断で売り払っていることがバレて罰として花を育てる雑務につかされてしまう。
イチローはめげること無く今度はその花を売って金稼ぎができないかと画策するのだが、日の当たる場所の少ない森の中では安定した環境を作るのが困難で、育成を許された種子の数は確実に減っていっていた。

ある日イチローが人間に変身して街を散歩していた時、こじんまりとした花屋で働いていた一人の女性に一目惚れしてしまう。
単刀直入に求婚するもののもちろん断られ、それでもめげずに女性に付きまとい執念深くアプローチを続ける。
女性はその強引さに最初戸惑っていたものの、イチローが会うたびにプレゼントとして自分を飾りつける花の種類や育成状況に無味を持ち、花屋としての知恵を貸すことに。
それでも独特かつ変態的な愛情表現に関しては中々抵抗をぬぐえず、心を許し始めながらも恋愛には踏み込みきれない絶妙な距離感が続く。

そんなことを知ってか知らずか、いつしかイチローはただ金を儲けるためではなく、女性をより魅力的に飾るために花を育てたいという純粋な想いを抱くようになっていくのだが。
「それは神という立場にとって神聖な木々や花を金にかえるよりも重い罪にあたる」と、森の主神がいよいよ重い腰を上げ始め・・・・

#Mifarbe

あらすじ

書描詩歌時花(かくかくしかじか)』:あらすじ

究字の家系の第二子である主人公の少年・スサビは、姉である長女が世継ぎの座を辞退することが正式に決まり、自分が代替わりする日に向けて修行に励んでいた。
いよいよ次代当主発表の場で披露する作品集の制作に取り組み始めるが、何度書き直しても師匠であり現当主である父親からは渋い反応を返され却下されてばかり。
スサビは自身の技術に何が足りないのかを研究し続け
試行錯誤しながら何度も修正し提出し直すものの、父親の首が縦に振られる作品は一つもなかった。

そんなある日、プレッシャーと自己嫌悪に苛むスサビに父親は一つの指命を与える。
それは、「一年間旅をし、各地にいる花の精に会って心に浮かんだものを書きとめてこい」という内容だった。
そしてその旅の同行者として、同じ敷地内に住み込んでいた画の家系の一人娘のチャラチャが指名されていることも告げられる。
年頃の少年少女が二人きりで寝食を共にするという内容に「非常識だ」「一年もそんなことをしていても無意味だ」と意を唱えるものの、スサビの抵抗も虚しく移動用の小型歩行住居に詰め込まれ旅はつつがなく始まってしまうのだった。

#書描詩歌時花

あらすじ

Dawn of Dusk(ドーンオブダスク)』:あらすじ

世界は終焉に直面していた。
大地は荒廃し、立ち込める黒霧は嵐となって属性を狂わせ触れた生き物を魔物に変えてしまう。
人類が霧を避けて地下に居住域を構え怯えて暮らす中、唯一地上の過酷な環境に耐え得るニュートラルが大きな希望として扱われていた。
彼らは人間を介さなければ強い意志を持てないが、属性を持たないが故に嵐の中で影響を受けず、その加護を鎧の様に着る形で受ければ人間でも生身のままある程度不自由なく活動できるようになる。
人々は男気ある人間の代表者と、ニュートラルと、属性を司る精霊であるジンの力を借りて終焉の要因となっている黒霧の噴出口の探索を命がけで進めていた。

そんな折、ある拠点のもとにカタラクト、クレヴェルと名乗る人間とニュートラルの二人組が訪れる。
クレヴェルは男性が一般的とされる中では珍しい女性のニュートラルでジンからも懐かれやすい性質を持っており、一方その相方のカタラクトは複数の属性の精霊をスタックできる特別な能力を持っているものの(本来一種類のみ) 物の様に扱ってしまう残忍な一面を持っていた。
このコンビが誰よりも効率良く探索を進められることは確かだったが、対極的な性質が二人の間に大きな確執や溝を作っていることは明らかだった。
人々もそれを知ってか知らずかさらに不安を募らせていき、やがて一つの事件をきっかけに混乱の渦は広がっていく。

#DawnOfDusk

あらすじ

Zephyr(ゼフィロス)』:あらすじ

主人公の少年・ドージャスは廃城に住み着いて敷地内に人が入らないように番人をしている。
それが、幼少の頃に西風になって去ってしまった育ての親の風の精と交わした最後の約束だったからだ。
外壁には結界が張られており、正門は開けようとすれば大きな金属音が鳴るためそれを合図に自身の部屋から咆哮を轟かせれば招かれざる客を撃退できた。

ある日、いつもの様に侵入未者を撃退した後ドージャスが正門まで見回りに行くと、門のすぐ外側に一人の少女がたたずんでいるのを見つける。
戒し威嚇するドージャス、しかしその少女は至って物静かに「この敷地内にある大きな桜の木を見せてほしい」と言った。
そして少女が「アナタの育てのお母さんの風の精に教えてもらったの」と言葉を続けるとドージャスのそれまで張り詰めていた心がふっとやわらぐ。
少女はかって風の精がドージャスに預けたものと同じ「信頼の証」を持っていた。
「もう一つの目」があるためいざとなればいつでも状況を把握して制止できるだろう、そう判断したドージャスはついに警戒心より好奇心が勝りその少女を城内へと招き入れる。
これが悲劇をはらんだ壮大な冒険への皮切りとなることを本人はまだ知る由もなかったのだ。

#Zephyr

あらすじ

Damn(ダァム)!!!』:あらすじ

舞台は、かつて身寄りのない人々が集まってコミュニティを形成した廃病院のような建物。
主人公のサボジョフーはヒーラーとして働く魔法使いで、自身のライブラリにあるゲーム内のアイテムを使ったりゲームそのものを一時的に貸すことで患者を癒す能力を持つ。
その魔法には制約があり、取り出せるアイテムは1日3個までとされている。

ある時、キルキットという男性が子供の姿に変わってしまったと住民から相談を受けた。
サボジョフーは治療を試みるが、子供のキルキットは暴れん坊そのもの。
はじめは「子守はしたくない」と魔法で適当にあしらっていたものの、次第に情が移りやがて二人は意気投合していく。
翌朝、サボジョフーが目を覚ますと隣には大人の姿に戻ったキルキットが寝ていた。
その時サボジョフーは魔法の根本的なルール、「初めて関係を持った相手に能力を分け与える」を思い出し青ざめる。

そうこうしている内に最近流行っていた住民の健忘症の原因がキルキットの持つ記憶を切り貼りする能力だと判明。
また、サボジョフーもその影響を受け、ゲームアイテムを規定を超えて出しっぱなしにしてしまっていることが明らかになる。
そのペナルティーは該当アイテムが登場するゲームの内容が現実化し、入手クエストをクリアするまで元に戻らないというもの。
災難に災難が重なり、サボジョフーは現状をののしりながら対応に奔走するのだった。

#Damn

あらすじ

morbicide(モルビサイド)』:あらすじ

世界各地で正体不明のウィルスや病原体が発生し、多くの死者が出ていた。
バイオテロとも噂されているが真実は定かではなく、病床と化した都市や町が増え続け人の住める土地は圧迫されている。
そんな折、某大国家の政府は100年を越す囚人かつ免疫が高いと判明した数名を消毒・調査の作業員として起用する。
該当のエリアから逃げ出せば首輪が爆発して死んでしまう、そして病原体に対しても完全に免疫が勝てるわけではなく感染すれば死に至る可能性が高い。
そして、たとえ死んだとしても保存された遺伝子情報からクローンが作られまた同じ作業に就かされるのだ。
作業員はそれぞれ日記を書き残すことを許されているが、生まれてくるクローンにその記憶が蘇ることは無い。
果たしてクローンにオリジナルによる罪を被る責任はあるのか。
そんな疑問を頭によぎらせながらも人々は生きるために口をつぐみ続けていた。
この物語は人格のなんたるかや罪の置き場所を問いながらも必死に役目をこなす、作業員たちのヒューマンドラマである。

#morbicide

あらすじ

『なごみとビンタ』:あらすじ

ビンタは悪魔の少年。
悪魔は人間の魂を奪い取ることを生業としていたが、気の弱いビンタは相手にされなかったり逆に出し抜かれたりと仕事を上手くこなせず仲間たちから落ちこぼれ扱いをされ続けていた。
ある日ビンタはまた一つ取引を失敗して後が無いと落ち込んでいたが、項垂れしゃがみ込む様子を心配して人間の少女が声をかける。
少女はビンタが悪魔であることを知ってか知らずか、そっと飲み物を差し出し去っていく。
ビンタはその少女の優しさにすっかり心を奪われてしまい、名前や魂の管理記録を調べ始める。
するとその少女が「なごみ」という名前であること、そして15歳の誕生日を機に禍いがなごみの周りに集まり始め、それ以降死を迎えるまで降りかかり続ける運命であることを知った。
ビンタはなごみを助け禍いから守りたいと考えたが、魂を徴収できなければ本来の悪魔らしい人外的な能力を発揮することはできない。
ビンタはなごみにその事実を話し、意を決して魂の契約を提案したのだが…。

その後の会話 (外部サイト:Tellerへ)

#なごみビンタ

あらすじ

魔族(まぞく)とマ(ぞく)』:あらすじ

はじまりは魂の余暇を楽しむ人形たちの住む城。
主人公のピピはその住人の内の一体の女の子で、恋人のミンミと仲睦まじく暮らしていました。
ある日いつもの様にピピとミンミがデートをしていると、タタと名乗る悪い魔物がお城に侵入してピピの魂の正体が自分と同じ魔物だと話し、ピピの体をマグマでできた炉の中に放り入れて燃やしてしまいます。
そこから飛び出したピピの魂の色は、なんと魔物の特徴とされる暗くおぞましい色合いのものでした。
それを見たミンミは言葉を失い顔を背け、ピピが何を話しかけても答えてくれません。
ピピは悲しみのあまり窓を通って外へと飛び出してしまいます。
絶望に暮れながら森中を飛び回っていたピピでしたが、このままでは魂が消滅してしまうということを思い出し、何かに導かれるような感覚を信じて進んでいくことに。
やがて木の上に小さな小屋が建っているのを見つけました。
窓越しに見える薄ぼんやりとした景色の中に人の形をした何かを見つけたピピは、意を決してその体に飛び込みました。
人形に自分の魂が馴染んだのを感じてから、ピピは同じ部屋の中にある鏡で自分の姿見てみることにしたのですが…。
なんとそこに映っていたのは、お城に住んでいた時に「この世で最も恐ろしく残虐だ」と教えられた魔王の姿の特徴そのものだったのです。
パニックに陥ったピピの後ろ側から低くおぞましい声で誰かが呼びかけました。
その声正体は先程ピピが魔族だと語ったタタでした。
「お帰りなさい、魔王様。」
そう話すタタの後ろには恐ろしいツノや牙を生やした数え切れないほどの魔物たちのひざまずく姿が。
「あの城を討ち滅ぼしましょう。」
事情が掴めず混乱するばかりのピピ。
自分の正体、そして自分のいたお城の秘密。
恋人だったミンミへの想いを募らせたまま、ピピは思いもよらぬ冒険を繰り広げていくことになっていきます。
果たしてピピはミンミとの穏やかな暮らしを取り戻すことができるのでしょうか?

#魔族とマ属

あらすじ

Perfect(パーフェクト) Ashen(アッシェン)』:あらすじ

主人公のシュートは悪魔審問官の一人で、角を立てず中立でいることにこだわる人物。
巷では実しやかに悪魔が存在するという噂が流れていたが、その存在は定かではなくはっきりと目撃されたという記録が残されたことはなかった。
審問官という役職も「悪魔に関わりたいというその悪しき心を裁く」という名目の元に活動をしており悪魔の存在を否定していたが、ある日シュートは悪魔召喚が試みられたという現場の調査を行う最中に干からびた指の先の様な不気味なカケラを見つけ興味を惹かれる。
ただのゴミだと判断したシュートはカケラを床に捨てマニュアル通りに仕事を終えたが、住居寮に戻ると捨てたはずの不気味なカケラが自身のコートのポケットに入っていることに気付く。
そんな折に上司の急な訪問があり、焦ったシュートはそのカケラを咄嗟に飲み込んでしまう。
その場をなんとかやり過ごしたつもりのシュートだったが一人きりになった途端体に違和感を感じ始め、激しい痛みと共に体を支配する違和感が口から這い出すと、それは少女の姿に変わり自分は悪魔だと語った。
シュートは自身の立場を守るためにフヴィと名乗るその悪魔に弱みと秘密を握られ、不本意ながらも悪魔の暗躍への協力を余儀なくさせられていくのだった。

#PerfectAshen

あらすじ

Ghost(ゴースト) Lighter(ライター)』:あらすじ

ヒサシは大学で映像技術を学ぶ学生。
霊感体質で通学がままならずその影響から単位を取りこぼしかねない状況となり、補習課題の一環として寂れた映画館へマイナー作品を観に来ていた。
ヒサシは「こういうボロい場所にはいるんだよな…」と警戒していたが、まばらな客席の最前列に近い位置に座っている少女の周りに心霊が密集していることに気付く。
少女は何事も無いかの様に不自然なほど映画に集中していたが、ヒサシは心霊の内の一体が明らかに有害であることに気付き少女の身に危険が及ぶのではないかと感じる。
咄嗟に体が動きヒサシは少女をその席から移動させようと腕を掴んだが、その瞬間上映されていた映画の内容が突然ノイズ混じりに切り替わり、ヒサシたちがいる映画館で見知らぬ女性が殺害されるといった内容のシーンが映し出された。
ひとしきり映像が流れると映画は元の内容に戻り、危険だと思われた悪霊はまるで蒸発するかのように霧散して姿を消した。

気まずさからヒサシは急いでその場を後にしたが、建物を出たとことで後ろから先程の少女に声をかけられ「あの現象はあなたのせいなの?」と尋ねられる。
ヒサシは誤魔化しても仕方が無いと感じ嘘偽り無く自分の見た景色や事実を伝え、無許可に身体に触れたことを謝罪してから自分の連絡先を少女に渡して足早に帰路についた。

数日後の朝、ヒサシがテレビをつけてみるとニュースで自分のいた映画館で過去に起きていた殺人事件が明るみに出たと報道されていた。
そんな折、タイミングを見計らった様に連絡先を渡していた少女からの電話が鳴る。
少女の話では、あの時上映されていた殺人のシーンは実際に起きた出来事で、丁度客席に居合わせていた刑事が改めて事実調査を進めた結果映画館の管理人が犯人であることが判明したのだと言う。

少女は上映されている映画を撮影して買い手に売るという違法なアルバイトをしていたことを打ち明け、奇妙な映像も記録できていたことからそのデータを警察関係者に送ったことがきっかけとなって捜査が進んだと話した。
そして、少女はヒサシにあの時起きた現象の再現ができないか、それによって二人で金儲けができるのではないかと提案を持ちかける。
ヒサシは面倒事は嫌だと断ろうとしたが、少女が祓魔体質であることを知り、互いの利害一致によって活動を始めることとなっていく。

#GhostLighter

あらすじ

(うみ)()かる(にじ)』:あらすじ

一面の海の中に点々と生えた巨樹の一つに存在する町、ヨイサワ。
その町は女人禁制とされており、男性のみが暮らしていた。
主人公のイヅヤはヨイサワ唯一の学校に通う生徒だったが、ある時同級生のホムラの誘いで見学に行った船大工の工場で自身が女性であることを見抜かれてしまう。
だが、職人たちの行き付けの飲み屋の店長がイヅヤの叔父であり事情を深く知る存在であったことから、その秘密は守られることとなった。
ある晩、イヅヤが高熱に倒れうなされている最中に不思議な声を聞く。
導かれるように向かった樹の根の先で七つ目の竜と出会ったことで、イヅヤは世界の在り方を揺るがす大きな秘密に触れ、ヨイサワが女人禁制である理由を知るのだが。
環境や運命に翻弄されながらも、自らの夢を追い求めるべく模索を続け奮闘するのだった。

#海に架かる虹

あらすじ

『センキャクバンライ』:あらすじ

山間にある老舗旅館、そこは知る人ぞ知る人気の観光名所だった。
その旅館の従業員は一人で10人分の荷物を軽々と運んでしまうほど力持ちな少女のメイド、怒鳴れば山の麓まで声が届いてしまう庭師といった不思議なメンバーばかり。
実はその旅館で働く者の殆どが妖怪などの人ならざる存在やその血を引いていたのだった。
各種族の価値観や生態の違いから衝突を起こしながらも、それぞれがその能力や魅力を活かして仕事をこなしている。
物語は天狗と宇宙人のハーフであるテンネの目線で描かれていく。

#センキャクバンライ

あらすじ

Felix(フェリックス) Infinity(インフィニティ)』:あらすじ

人類にとってARコンタクトの装着が当たり前になり、拡張現実が生活にすっかり溶け込んだ世界。
そんな中、主人公のフェリックスは行方不明になった父親が残した眼鏡型のARグラスを愛用し続けていた。
ある日、フェリックスが同級生との付き合いで人気のARゲームを遊んでいる最中、仮想現実であるはずのモンスターが実際にプレイヤーを傷付け殺害する場面を目撃する。
同行していた仲間の殆どが逃げ出し、残ったのはフェリックスと気の弱そうな印象の少女のみ。
いよいよ自分達に被害が及ぼうとした瞬間、少女は翼を生やし光輝く剣でモンスターを撃退した。
ゲーム上でのスキンによる能力だとフェリックスは判断しようとしたが、その時彼がかけていたARグラスはいつの間にか衝撃で外れ地面に落ちていたのだった。
少女は自らが天使であることを自白し、フェリックスに自分たちの協力をするよう命令するのだった。
こうしてフェリックスは、ARの中で暗躍する人ならざるもの達の対立に巻き込まれていくこととなっていく。

#FelixInfinity

あらすじ

『転置総総(てんちそうぞう)にかかる曖雑(あいぞう)について』:あらすじ

新しい世界を作る天地創造の作業の最中、神が突如姿を消してしまった天使たちの世界・天界。
「かの理想とする世界を創れば神は帰還する」という方針のもと、天使たちはそれぞれ役目を持って業務を進めていた。
そんな折、地獄に最も近いとされる天界の端に住んでいたキエリの元にも人手不足から配属命令が届く。
母親に反対されながらも本人の天使と関わってみたいという願望や天地創造に携わりたいという意志は強く、最終的に「父親の名を決して語ってはいけない」という約束を条件にキエリは世界の造形を受け持つ班に所属することとなる。
天使の「私欲を持たない」という性質の裏に様々な対立や思惑が張り巡らされた天界の中心で、「神の理想の世界」へと近付くべく葛藤するそれぞれの想いが紡がれていく。

#転置総総にかかる曖雑について

あらすじ

鴛桐(おしきり)響子(きょうこ)のオーバーワーク』:あらすじ

響子はごく普通の主婦として夫と娘と三人で暮らしていたが、夫が鬱によって退職したことをきっかけに家計を支えるため外で働くことに決める。
職探しをしている折、近所で変わり者と評判な老紳士の住む豪邸で家政婦の募集をしていることを知る。
かなりの高待遇であることから深く考えずに働き始めた響子だったが、何気ない家事や買い物といった業務の折にことごとく非現実的かつ不思議なトラブルに巻き込まれていくのだった。

#鴛桐響子のオーバーワーク

あらすじ

CigolAmard(シゴルアマード)』:あらすじ

エルナークは行方不明になった恩人のクラウスを探しに行きたいと考えていたが、周り一面海に囲まれた孤島に住んでいたためそこから外に出る手立てが無いままでいた。
しかしある日、満月が昇ると共に魔法陣が現れ、それをくぐれば外界に行けることが判明する。
同居人のクレシアが魔法陣に近付くと陣が消えてしまうことから、エルナークはクレシアを一人置いて単身で出掛けることを決める。
その先の街でしばらく過ごす内に人々が「翼人から与えられる運命の導き」に沿って生活をしていることを知っていき、その中で「長耳の者は見つけられ次第殺害される」という話を聞く。
家に残してきたクレシアは長耳の持ち主であることから急いで帰宅するが、その姿は忽然と消えてしまっておりどこを探しても見つからなかった。
エルナークはクラウスとクレシアの捜索を続けながら、次第と「運命の導き」というシステムと対立していくこととなっていくのだった。

#CigolAmard

あらすじ

『イシツギのシルシ』:あらすじ

金稼ぎのために離島で配達員をしていた主人公の少女。
スクーターで移動していたところ、何かの弾みでタイヤが滑って横転し、その弾みに民家の外壁を破壊してしまう。
やがて主人公と駆けつけた人々が目撃したのは、息をせず青白い顔で横たわる少年の姿だった。
殺人の容疑をかけられ主人公の少女は牢獄に入れられたが、その夜死んだ少年の幽霊が現れ「無実を証明する代わりに協力してほしい」と言い放つ。

#イシツギのシルシ

あらすじ

『エッジュの魔法使(まほうつか)い』:あらすじ

礼儀を重んじるシヴィリタという民国の旅館で住み込みをしながら働いていた孤児の少女・キトン。
その民国の住人らしい見た目の割に性格がそぐわないことから度々「この国の者ではないのではないか」と冗談交じりに指摘されていた。
ある日、旅館に訪れた魔物討伐軍の一行の中に一際目立つ鮮やかな外見をした少女を目にした瞬間、キトンの心と体が乖離しているような違和感が強くなっていく。
そして翌日目覚めてみると、なんとキトンは昨日見かけた少女の姿に変わってしまっていた。

やがて同族らしきヴレイと名乗る少年に出会うも、会話をしようとした矢先に元の自分の姿をした少女から攻撃をしかけられ、それをかばった少年はそのまま息絶えてしまう。
さらに、逃げた先で長く共に働く同僚であり親友である女性・カラナと再会するが、追手の流れ弾に巻き込んでしまい大きく空いた傷口からその体が実は機械だったことが発覚。
衝撃的な出来事を立て続けに体験して困惑するキトンだったが、やがてヴレイは恐ろしい見た目の魔物に意識が乗り移った姿で、そしてカラナはロボット体をむき出しにした姿で再会を果たし合流する。
隠された思惑に疑問を抱きつつ、キトンはそのまま成り行きの同行者らと共に追われる身となりながらヴレイが語る「エッジュ」という場所を目指すことに。
そこはキトンやヴレイと同じ特徴を持つ「アフェクテ」という民の住まう場所なのだというが…。

#エッジュの魔法使い

あらすじ

NAKED(ネイキッド)!!!』:あらすじ

人間とゾンビとアンデッドによる三竦みによって緊張感が漂う荒廃な世界。
記憶喪失の状態で目醒めたエダンはゾンビハンターのフィナと出会い、自信がゾンビウィルスに抗体を持つらしいと判明したことから、人間の最後にして最大の砦と呼ばれている幻の都市を目指すことに。

#NAKED

あらすじ

羯磨催促人(かつまさいそくにん)』:あらすじ

大災害が同時多発する世界で、主人公の少女・ジェシアは洪水の被害にあった小さな町の中で唯一のビルに住んでいたことから生活への影響を最小限に抑えられていた。
災害の数日前に母親が失踪し父親は数年前に亡くなっていたため、一人きり留守を守り続けていたある晩。
奇妙な格好をした見知らぬ男が訪ねてきて、自らを「羯磨催促人」と名乗る。
彼は「罪滅ぼしを促すこと」を仕事として請け負っており、ジェシアが一週間以内に大罪を犯す運命にあるのだと告げるのだった。

#羯磨催促人

あらすじ

『パグサイクスへようこそ』:あらすじ

気付くと見知らぬ場所に立ちすくんでいたバンとタマ。
二人は自分たちが幼馴染だということと愛称のみ覚えていたが、それ以外の記憶はどこから来たのかや過去、本名すら忘れてしまっていた。

やがてワンルームほどのサイズしかない小さな家を見つけ、中を覗いていると猫とウサギを足したような不思議な生物に声をかけられた。
その生物は二人が帰る場所も行き先もわからないと知ると、ここに滞在する対価として「整理整頓」の仕事を手伝うよう命じた。

気付くと二人はパンダとしろだまの様な姿に変わっており、不思議な生物は女性へと姿を変えた。

#パグサイクスへようこそ

あらすじ