No.68

魔族(まぞく)とマ(ぞく)』:あらすじ

はじまりは魂の余暇を楽しむ人形たちの住む城。
主人公のピピはその住人の内の一体の女の子で、恋人のミンミと仲睦まじく暮らしていました。
ある日いつもの様にピピとミンミがデートをしていると、タタと名乗る悪い魔物がお城に侵入してピピの魂の正体が自分と同じ魔物だと話し、ピピの体をマグマでできた炉の中に放り入れて燃やしてしまいます。
そこから飛び出したピピの魂の色は、なんと魔物の特徴とされる暗くおぞましい色合いのものでした。
それを見たミンミは言葉を失い顔を背け、ピピが何を話しかけても答えてくれません。
ピピは悲しみのあまり窓を通って外へと飛び出してしまいます。
絶望に暮れながら森中を飛び回っていたピピでしたが、このままでは魂が消滅してしまうということを思い出し、何かに導かれるような感覚を信じて進んでいくことに。
やがて木の上に小さな小屋が建っているのを見つけました。
窓越しに見える薄ぼんやりとした景色の中に人の形をした何かを見つけたピピは、意を決してその体に飛び込みました。
人形に自分の魂が馴染んだのを感じてから、ピピは同じ部屋の中にある鏡で自分の姿見てみることにしたのですが…。
なんとそこに映っていたのは、お城に住んでいた時に「この世で最も恐ろしく残虐だ」と教えられた魔王の姿の特徴そのものだったのです。
パニックに陥ったピピの後ろ側から低くおぞましい声で誰かが呼びかけました。
その声正体は先程ピピが魔族だと語ったタタでした。
「お帰りなさい、魔王様。」
そう話すタタの後ろには恐ろしいツノや牙を生やした数え切れないほどの魔物たちのひざまずく姿が。
「あの城を討ち滅ぼしましょう。」
事情が掴めず混乱するばかりのピピ。
自分の正体、そして自分のいたお城の秘密。
恋人だったミンミへの想いを募らせたまま、ピピは思いもよらぬ冒険を繰り広げていくことになっていきます。
果たしてピピはミンミとの穏やかな暮らしを取り戻すことができるのでしょうか?

#魔族とマ属

あらすじ