No.76

morbicide(モルビサイド)』:あらすじ

世界各地で正体不明のウィルスや病原体が発生し、多くの死者が出ていた。
バイオテロとも噂されているが真実は定かではなく、病床と化した都市や町が増え続け人の住める土地は圧迫されている。
そんな折、某大国家の政府は100年を越す囚人かつ免疫が高いと判明した数名を消毒・調査の作業員として起用する。
該当のエリアから逃げ出せば首輪が爆発して死んでしまう、そして病原体に対しても完全に免疫が勝てるわけではなく感染すれば死に至る可能性が高い。
そして、たとえ死んだとしても保存された遺伝子情報からクローンが作られまた同じ作業に就かされるのだ。
作業員はそれぞれ日記を書き残すことを許されているが、生まれてくるクローンにその記憶が蘇ることは無い。
果たしてクローンにオリジナルによる罪を被る責任はあるのか。
そんな疑問を頭によぎらせながらも人々は生きるために口をつぐみ続けていた。
この物語は人格のなんたるかや罪の置き場所を問いながらも必死に役目をこなす、作業員たちのヒューマンドラマである。

#morbicide

あらすじ