No.82

Mifärbe(ミファルベ)』:あらすじ

イチローは古の森に住まう神のうちの一人だったが、神聖な木々を木材として無断で売り払っていることがバレて罰として花を育てる雑務につかされてしまう。
イチローはめげること無く今度はその花を売って金稼ぎができないかと画策するのだが、日の当たる場所の少ない森の中では安定した環境を作るのが困難で、育成を許された種子の数は確実に減っていっていた。

ある日イチローが人間に変身して街を散歩していた時、こじんまりとした花屋で働いていた一人の女性に一目惚れしてしまう。
単刀直入に求婚するもののもちろん断られ、それでもめげずに女性に付きまとい執念深くアプローチを続ける。
女性はその強引さに最初戸惑っていたものの、イチローが会うたびにプレゼントとして自分を飾りつける花の種類や育成状況に無味を持ち、花屋としての知恵を貸すことに。
それでも独特かつ変態的な愛情表現に関しては中々抵抗をぬぐえず、心を許し始めながらも恋愛には踏み込みきれない絶妙な距離感が続く。

そんなことを知ってか知らずか、いつしかイチローはただ金を儲けるためではなく、女性をより魅力的に飾るために花を育てたいという純粋な想いを抱くようになっていくのだが。
「それは神という立場にとって神聖な木々や花を金にかえるよりも重い罪にあたる」と、森の主神がいよいよ重い腰を上げ始め・・・・

#Mifarbe

あらすじ